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【健康保険で受けられる治療】
1、抗男性ホルモン治療
黄体ホルモン代謝産物(ジオール )
にきびに対して保険適応のある唯一のホルモン剤。血中の男性ホルモンを減少させることにより、にきびの改善を期待して投与されますが、大量投与でないと男性ホルモンの低下がみられないともいわれ、その場合、月経周期の乱れや不正出血をきたすことがあります。
2、炎症を抑える治療(赤にきび小さいもの)
3、脂分泌を抑える治療(赤にきび小さいもの)
4、面皰や膿を排出する治療(赤にきび小さいもの)
【自費で受ける治療】
“思春期後にきび”は、男性ホルモンの過剰な作用が原因である可能性があるので、他のタイプのにきび治療で紹介したような健康保険による治療法は無効なことがあります。ここでは、ホルモン療法を中心に代表的な治療について紹介します。
1、ホルモン療法
1)スピロノラクトン(アルダクトンA )
スピロノラクトンは、利尿剤のひとつで、高血圧の治療薬ですが、男性ホルモンの受容体(※)に結合して男性ホルモンと競合するので、皮膚における男性ホルモンの作用を抑えます。よって男性ホルモンの過剰によってできる思春期後にきびに直接的に効きます。ただし、副作用として月経周期の乱れや不正出血をきたすことがあります。
※受容体:ホルモンがターゲットの細胞に作用するときに結びつく細胞膜上の結合部位
2)総合代謝性ホルモン剤(メサルモン−F )
婦人科で用いられるホルモン剤で、血中の男性ホルモンを減少させる作用があるため、思春期後にきびにも有効です。
2、外用剤による治療(コメドタイプ)
トレチノイン(レチノイド:ビタミンAの誘導体)
トレイノインは、面皰形成を抑えコメドタイプのにきびに有効ですが、皮脂腺を萎縮させる作用があり、思春期後にきびの生理前の悪化を抑えます。また、角質を剥がす作用によって赤にきびの治癒を早め、にきび跡が残りにくくなります。
3、ケミカルピーリング(赤にきび小さいもの)
4、炭酸ガスレーザーによる排膿、皮脂腺焼灼(赤にきび大きいもの)
5、光線療法 Blue light therapy(赤にきび小さいもの) |